《いつか読書する日》★★★★2007-11-24
こういう押さえた感じの恋愛ものっていいですね。高校の時つきあっていた二人の両親が不倫で事故死してしまい、付き合えなくなる。しかしその思いだけは消え去ることはない。結婚もせずにレジ仕事と牛乳配達をしてすごす田中裕子。彼の家に毎日牛乳を届けることが彼女の生きがいだった。それを受ける岸部一徳も実は牛乳は飲めず大半は捨てているのだが撮り続ける。牛乳がラブレターであることをその妻が知ることになる・・・。
好みの話であります。岸部一徳ファン必見ということで、その意味でも素晴らしい。
こうしたしごく日常的な生活の中にドラマチックな恋愛が潜んでるという手ごたえもいいですね。
ただこれうまく話を運んで肝心の決めのところがワタシには弱かった。順当なとこではあるのだがぐっとくる展開ではなく傑作にはなり損ねたという話でした。
『俳優としても活躍する《独立少年合唱団》の緒方明監督が田中裕子主演で描くある男女の恋物語。共演は《理由》の岸部一徳。音楽は《姑獲鳥の夏》の池辺晋一郎。ロケは監督自身が少年時代を過ごした長崎で敢行された。美しい風景と心に響く音楽で、中年男女の不器用