《ALWAYS 三丁目の夕日》★★★★☆ 2006-09-24

藤山寛美あたりを連想するコテコテの人情噺なんですが、仕掛けとプレゼンの仕方がよくて泣ける映画ですね。 泣かせにきてるので、駄目な人には不愉快なだけでしょうが、こはかなり率が高いと思う。

その仕掛けのひとつが昭和30年代という時代背景。

昭和ブームなので、懐かしいものを並べてお手軽な映画かと思ったら、車窓に映る風景、電車から見える町並みが全部昭和30年代というのはタイヘンだ。作りかけの東京タワーなんてのを再現するにはCG技術が不可欠だ。昔の風景を映すのってSFの画面を作るのとかわりないというあたりが面白い。

それが山崎貴監督ならではということでしょう。

しかし、《Returner リターナー》って、ワースト1だとけなした作品だ。その人の作品で今回はうまいって、ワタシのセンスが悪いってことか。

『昭和33年の古きよき日本を舞台に、家族の触れ合いを描いた心温まる人情ドラマ。下町の住民たちには、吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子ら豪華メンバーが集まり、昭和の雰囲気を存分にかもし出している。《Returner リターナー》などVFXを使用した作品の多い山崎貴監督が、本物に引けを取らないほど美しい夕焼けを作り出すことに成功した。ほかにも建設途中の東京タワーなど、当時の日本が忠実に再現されている。』