≪踊る大捜査線THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!≫☆
04.06.25
| 大ヒットした前作の5年後を舞台に、前作の主要キャスト&スタッフが再結集。観光名所となったお台場では、凶悪事件が続発。やがて殺人事件が発生し、湾岸所轄内の殺人事件特設本部長に初の女性管理官、沖田警視正(真矢みき)が任命される。第2の殺人が発生するが、犯行動機は不明のまま。さらに警察機構内にも不穏な動きが起こる。 |
君塚良一脚本作品ならとりあえず見とく価値ありのブランド品だと思うけど、その君塚良一のこれまで積み上げてきた業績が瓦解するようなひどい作品ですね。
なんらかのリアリティの上に話が進行しないとドラマにならないんじゃないかと思う。
テレビ時代は大好きだったシリーズだけど、映画になってから感傷的な部分というのがえらく増幅してしまって、それが白ける原因になってる。前回もケガした室井参事官を抱き上げた青島刑事がヒロイックに延々歩いたりして、そんなことしてるんなら救急車を呼べよとイライラして見ていた。そのイライラが今回もメインの味付け。
本庁VSショカツという対立がいつものようにメインなんだけど
「所轄の兵隊が撃たれたら補充すればいいでしょ!」
なんてメチャクチャな本庁の人が出てきて、それは頭がおかしくなってるだけで対立にもならない。そういう誰でも批判できる人を批判して何がいいたいのやら。
しかし、これが大ヒットしてるんですよね。そこが不思議なんだけど、リアリティは犠牲にして分りやすくすることで、作品のスケール感が出てくる、たくさんの人が受け入れられるということなんだろうか。そこまでの計算が君塚良一にはあるんだろうかと考え込んでしまう。
だとするとリアリティを無視してテキトーに作るという計算がされたいいシナリオなのかもしれない。
まぁ何かウラがあるのかもしれないと考えてしまうくらい中身のない映画です。