■≪ビューティフル・マインド≫ ★★★ 02.09.29
別に面白くないというわけでもないのですがだらだらと話が進んで、だらだらと終わってしまいました。
感動のメーターが0から+にも−にもあまり触れず小幅な動きで終わってしまったという感じ。
−にも触れていないので、声高に悪口を言いたいというわけでもないんですが、どういうんでしょうかね。
これがアカデミー賞というのがどうも解せない。
主人公、若いときの数学の頭が切れてる時代は、平気で人を小バカにして好感がもてない。
そのうち更生しましたという話になるかというと統合失調症になってそれどころじゃなくなる。
字幕には「統合失調症」って出るんだけど最近の言葉なのでどうも違和感がある。時代は昔の話なのだ。精神分裂症とは使えないんだろうけど、時代劇で最近の言葉を使われているような。
病気のせいで架空の人物が現れ彼の生活を混乱に陥れる。
主人公の主観の視点では登場する人物が他の人の視点では消える。それがユニークというレビューもあったけど、そんなこと≪四谷怪談≫でおなじみのことだ。
病気がなおることはないのだけど、うまくつかあえるようになった頃、若き日に完成した理論でノーベル賞をもらう。「だからどうした」ってもんですよね。
これでアカデミーというのだから、何か私の感性に欠落した部分があるのだろうかと不安になる。
基本的にこういう高尚な文芸大作モノって合わないんだなぁといういつもの感想に落ち着くのでした。
[監督:ロン・ハワード、出演:ラッセル・クロウ、エド・ハリス、ジェニファー・コネリーほか 2001年 アメリカ 136分]