■≪ボーン・コレクター≫★★★★ 01.02

 連続猟奇殺人の話で、今はやりのサイコサスペンス。犯罪学者のD・ワシントンは寝たきりで、パソコンを駆使して残虐な殺人鬼と対決する。そのあたりが新鮮味があってそれなりにサスペンスが盛り上がる。
 これってミステリのジャンルでいうと「安楽イス探偵もの」ということになる。ところがクリックしか出来ない体でもリアルな情報がバンバン入ってきて、現在の安楽イス探偵はだいぶ雰囲気が変わってきた。インターネットにスキャニングに無線を駆使する。臭いをかぐ以外はたいがいのことはできてしまう。
 推理がなかなかさえてるというのは安楽イス探偵ならでは。しかし今では推理力とは言わずにプロファイリングという言い方がある。やはりだいぶかわってきているのだ。
 よく出来ているのだけど、シンケン面白いというほどでもない。犯人の動機はありふれたもので大山鳴動。見終わると少しがっかりする。