■「キャッツ&ドッグス」★★★★
エジプトの壁画など見ると、ネコ族が人間を支配してたんですね。ムチでビンビンこき使っていた。
 それを救ったのが犬族なんですが、そのネコ族がまたも世界制覇を狙っているというのがこの話です。

 犬族もネコ族も裏では巨大な組織をもっている。犬小屋なども後ろには最新式のコンビューターが備わっている。非常ボタンを押すと犬本部に直結したトンネルもあってカプセルで移動する。

 この映画の面白いのはこうした設定と細かいギャグの連打にある。
 たとえばカプセルに乗って安定走行すると「車外活動ok」となる。
カプセルの窓が開き、乗っている犬は窓外に顔を出してうれしそう。
 犬って車に乗っていても窓から顔をだしたがりますよね。いくら人間以上の設備を持っていても習性はかわらない。そうしたギャグの連続でかなり大人に受けそうな話ですね。

 言い換えると子供が見ても消化不良の部分が大きいのではと思いますね。観客のターゲットを絞りきれていないのではなどと余分な心配をしてしまいます。
 その分大人が見てもかなり楽しめるつくりです。
 ただ、対決の山場のシーンの盛り上げなどちょっと不足感もあるのと、全体が走りすぎで傑作にはなりそこなっている気がします。見てるときは楽しめます。

 そうそう、実物のネコや犬がシナリオどおりに動く面白さはありますが、これはもうSFXの氾濫であまり感動はしなくなりました。