≪ギャラクシー・クェスト≫★★★★ 01.9
 「映画のススメ」サイト推薦の映画を見るシリーズ。前回見た≪リトル・ダンサー≫に続いて2位になっているのがこの映画。今度はパロディ映画というのかおバカな映画なのがいい。芸術的小品みたいなものばかりただと飽きるとこだけどちゃんとこういうジャンクフードみたいのもチャートインしている。
 
 SF映画のパロディで、スタートレックのようなSF映画の出演者は今日もファンの集いに出演するドサ周り。うんざりしながらコスプレのファンの相手をしている。そうしたコスプレの一陣からお呼びがかかって出かけるが、それはほんものの宇宙人だった。「ウソ」という概念がないから映画というものが存在しない純真な宇宙人で、映画をドキュメントと思って同じ仕様でホンモノの宇宙船を作ってしまう。それで侵略者をやっつけてくれとメンバーのところに来た。でもって、ドタバタとパロディの戦いがスタートする。

 たとえば主人公はアクションといえば前まわりをして銃を構えて撃つというのがパターンになっているので敵の惑星でそれをやる。そばにいたメンバー「それって何か意味があるの。」と平気で歩いていく。
 会議の最中に鸚鵡返しする女性隊員。相手も聞こえてるんだから「くりかえさないでよ」とクレーム。「それが私の役なのよ。」と女性隊員。艦長が「出発!」というと側にいて「出発!」と何でも繰り返すのが彼女の役目なんですね。
ダクトで脱出するときは「ダクトねぇ。なぜいつもダストなの。」といった風。

 この映画のいいのはそうした楽屋オチばかりではないこと。製作はスピルバーグのDREAMWORKSなのでCGなどがしっかりしている。子どものような宇宙人や石のばけものなどけっこうよく出来ている。敵との攻防やチームワークの描き方もきちんとしていて完成度が高い。オム返しの女性隊員は≪エイリアン≫のジガニー・ウィバーだったりする。SFの好きな人は是非。(01.9)