≪コール≫★★★ 04.08.13
| 3人家族を個別に誘拐、監禁し、24時間以内に身代金強奪を遂行する用意周到な犯罪一味と、誘拐された一家の攻防をスリリングに描いたクライム・サスペンス。原作は『神の狩人』で知られる人気ミステリー作家グレッグ・アイルズの全米ベストセラー小説『24時間』。アイルズ自身が本作の脚本も担当。監督は「メッセージ・イン・ア・ボトル」のルイス・マンドーキ。主演は「サイダーハウス・ルール」「ミニミニ大作戦」のシャーリーズ・セロン。その娘役で天才子役「I am Sam アイ・アム・サム」のダコタ・ファニング。 |
すでに4回の実績がある完璧な誘拐方法がある。それは、金をもらうまでさらった家族から離れないこと。これなら警察に電話する心配もない。
って言うけどそうかなぁ。それだけ危険も増す感じがする。実際、隣の人が尋ねてきたりする。さらに顔はわかってしまうので、後で、警察に行かれたらばれてしまう。
麻酔医の娘さんをさらい、麻酔医、奥さんを監禁する。3人VS3人の密室でのサスペンスが続く。わりとアメリカ映画よくあるパターンですね。ナイフを隠し持ったり、娘さんの命が危なくなったり。ありきたりの可もなく不可もなくのサスペンス。
ところが話がだんだんヘンになってくる。誘拐はお金目的ではなくて、自分たちの娘が麻酔の失敗で死んだのでその復讐だなんて言う。それじゃあ今までの4回の誘拐は予行練習ってことなんだろうか。殺そうとしてるのに、誘拐した娘は自分の娘として育てるなんてムチャを言ったりする。
どうもこのシナリオ、あまりうまくないんだね。ときどき整合性がとれてなくても平気な作品があるがこれもそうした一本。後半は一転してはでなアクションになるが、飛行機を普通の道路に着陸させたり、自分の子どもの命のために他の命を落としても平気というような展開で白ける。
被害者というけど、奥さんも医者もかなり強い。犯人のほうが弱い。子どもに木彫りの人形あげたりするのに捨てられてしまう。加害者のほうがひどい目にあうというのもパターンの一つ。そういう目で見ればなんとか見ていられる内容。