《交渉人》★★★★★2007-01-27

タイトルからして交渉人と犯人との行き詰るやりとりを想像したら軽く裏切られる。

交渉人自身が人質をとる羽目になって、もう一人の交渉人と対決する交渉人VS交渉人の話になる。それがサミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーだから当然面白くなる。

しかもこれは警察が悪者版である。このパターンも盛り上がるんですね。あの《ダーティーハリー》(もっと昔からあるのかもしれないが知らない)から昨年の《アサルト13 要塞警察》までいろいろあった。そういえば「24」の基本構図もそうですね。

警察と犯人両方から狙われることになる。なので緊迫感が増す。

そういえば「24」と雰囲気も似てる。緊迫感のある脚本と演出。アメリカならではの娯楽アクション映画の優良な部分の伝統の流れに「24」もあるんですね。ラストのオチなんて「24」シーズン5のラストと似たアイデアのような気もする。

一番好きなのは優秀な交渉人のケビン・スペイシーが部屋に立てこもってる奥さんの説得に失敗してるってとこですね。

『実際にセントルイスで起こった交渉人の人質事件に題材を得たというこの作品は、”人質交渉人(ネゴシエーター)”という警察のプロフェッショナルを完璧に描ききり、全米で大ヒットを記録。対照的なスタイルをもつ交渉人に、サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーが扮し、男の熱いドラマを盛り上げている。』