≪モンスターズ・インク≫ ★★★★  02.09.30
主人公のサリーとマイクはキャラがもう確立してますね。これだと≪モンスターズインク2≫もすぐできちゃう。
女の子のブーが誘拐か何かされてその危機を救うべくサリーとマイクがこわい人間界に下りていく。てな風に。

 ≪トイ・ストーリー≫あたりからだろうけど、フルCGアニメが、その技術だけにおんぶするんじゃなくて、キャラやスーリーにすんごく力を入れて大人が見ても面白いような作品を作り続けている。

 宮崎駿の製作現場のドギュメントなんて見ると、アニメーターに細かい演技指導のコーチをしている。
「驚きの表情」一つをとってもいかにして驚くか、それをどうアニメ化するか。
驚きの表情一つとってもアニメーターにその引き出しがないと描けないので、かえって人間の演技より大切、タイヘンだ。そのあたりの水面下の指導がきちんとしているかどうかで、子供だましじゃないアニメができるかどうかがきまってくるような気がする。

 ≪モンスターズ・インク≫にもそのあたりの緻密さが表現されている。
 今回は特に子どものブーとの情愛に関する演技が大きく、その完成度が高いんですね。
 なんてちょっと引き気味なんですが、よくできているとは思うのですが、そうのめりこんで見てたわけではない。それよりはサリーとマイクの掛け合い的動きの方が面白かったですね。
 おっとりしてるけど芯の強い正義派のサリーと、調子がよくて、でも人のいいマイクのかねあいが会話やアクションにからんでなかなか面白い。

 これも≪トイ・ストーリー≫以来の伝統で、山場のアクションがなかなか優れている。ジェットコースターを模してあまり新鮮ではないけど、なかなか楽しめました。何でもこれは3D化を想定したつくるなんだそうで、そうのち≪モンスターズ・インク 3D≫なんて映画もできるかもしれないんだそうで楽しみです。