≪ネバーランド≫★★★ 06.02.18

ジェームズ・バリが、「ピーター・パン」のモデルとなった少年と出会い、その物語を完成させるまでを描いた、実話に基づく感動の人間ドラマ。主演のジェームズ・バリにふんしたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でアカデミー賞にもノミネートされたジョニー・デップ。脇を固めるのは、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマンと演技派の1流スター。監督はハル・ベリーをオスカー女優にした『チョコレイート』の監督、マーク・フォスターが務める。誰もが知っている「ピーター・パン」のメイキングとして観ても興味深い。

これはなかなか良質な映画だ。画面はきれいだし(ウト、ウト)、子どもたちは自然な演技でかわいいし、けなげだし(ウト、ウト)、ジョニー・デップの控え目な演技も好感が持てる(ウト、ウト)。悪くはないのだけど、穏やかな展開に眠くなってしまう。

ジョニー・デップが奥さんをないがしろにして、他人の家に入り浸るのだけど、その動機がうまく伝わってこない。控え目な演技がどうもそのあたりのパッションを伝えてこない。そこが肝心なとこで、ぼけていると後のこともインパクトがない。

といってジョニー・デップが臭い芝居をすれば白けるしどうすればいいのか。単にジョニー・デップが好きじゃないというだけのことかもしれない。(ウト、ウト)