≪ノー・グッド・シングス≫★★★ 03.08.15
| ダシール・ハメットの短編小説「ターク通りの家」を「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「ブラック・ウィドー」のボブ・ラフェルソン監督が渋く抑えたタッチで映画化。 出演は「ケミカル51」のサミュエル・L・ジャクソン、「バイオハザード」のミラ・ジョボヴィッチ。 |
銀行強盗というと大きなバックに現金を山のように詰めてと相場が決まっていたけど、電子社会の昨今、その必要はないようだ。
この映画では、パスワードなどを脅しとる方法で、FD一枚を強奪することで、銀行強盗は成立する。
かなり、考えぬかれた強盗作戦が、一人の刑事が、一味のおばあちゃんが落とした買物袋の中身を拾ってあげたことから崩れていく。
それに自分さえよければいう悪女がからんで計画は破綻していく。
ハードボイルドな映画なんだそうだけど、全体詰めが甘い。あまり深い印象は残らずに終ってしまう。
ミラ・ジョボヴィッチの悪女ぶりと、終始イスに縛り付けられているサミュエル・L・ジャクソンのからみがメインだろうけど深みは出なかったし、それと銀行強盗が水と油。
ミラ・ジョボヴィッチが出るとどうしても≪バイオハザード≫を思い出す。あんな風にゾンビをがんがん撃ち殺した後に急に悪女と言われてもどうも。さっさと二丁拳銃を持てば事件は解決するのにと思ってしまう。