≪ロード・トゥ・パーディション≫03.04.05★★★★☆ネタバレあり
| トム・ハンクス、ジュード・ロウ、ポール・ニューマンという豪華競演陣に、『アメリカン・ビューティー』のオスカー監督、サム・メンデスがメガホンをとった2作目。ギャングの殺し屋が、その“仕事”を息子に目撃されてしまったことから、逆に組織から命を狙われることになる。 昨年の「キネマ旬報」ベストテンで1位に輝いた。 |
スタイリッシュな映像のやくざ映画で、はまる人ははまると思う。
私のことだけど。
映画を見終えて、外に出たときは、山高帽を目深にかぶって・・・
しまった帽子をかぶってなかった。
てなことになるので、何か帽子をかぶって行かれるほうがいいかもしれない。
子連れ狼がヒントと書いてあるが、それよりは東映のやくざ映画ではないかと思う。
とりわけ、トム・ハンクスが、日本映画風に言うと杯をもらっている親を殺すシーンはめっちゃんこかっこいい。
雨の中、車に乗り込もうとするポール・ニューマンとボディ・ガードに、闇からマシンガンの光が閃く。ボディカードが次々に倒れていく。それが、音楽のみのスローモーション。
周りは死んでいくのに親分は背中をむけたままたじろぎもしない。
じっと雨にぬれている。
何せ「雨に濡れても」≪明日に向かって撃て≫だからなんて言っても分らないか。
トム・ハンクスが近づいてくると、振り向き、
「お前でよかった」とポール。
トム・ハンクスのマシンガンが火を吹く。
いいなぁ、自分を殺しに来た人に「お前でよかった。」
親分には不肖の息子がいて、彼が道を外れたことばかりするのだけど、親として抹殺などできない。それで甘んじてトム・ハンクスの銃弾を受けるんですね。
映像もきまっていてしびれますね。
映画館で見たかったものです。
そして帽子を目深にかぶって出たかったものです。