≪ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ≫★★★★  01.06

≪インビジブル≫で、すっかり反省した私は、口コミ的評判の高い映画を見るようにしようと考えて、「映画のススメ」というサイトを参考にすることにしました。映画の感想を掲示板に募って、それを集計して点数順に並べているのです。キネ旬の評論家のベスト10などは退屈な芸術作品が並んであまり信用できませんが、こうした一般の人の口コミをもとにつくったベストテンは信頼できる気がするのです。
 点数化された映画リストを過去4年間分コピーして、エクセルに落としてソートしてみた。
 結果、栄えある1位がこの映画。99年作品。ちなみに満足度は91.7%で、90%を越えているのはこの作品だけでした。
前置きが長くなりました。
 イギリスの映画。若者4人組が、バクチで負けた50万ポンドを返さなくてはならなくなり、麻薬の売上金を強奪するという話。正確には強奪したグループから強奪するというもので、これに、麻薬のもともとの所有者外いくつかのグループが出てきて、とったお金がその間を転々とする。それにつれて死体も増えていくという話。
 人気が出る前のタランティーノあたりの感覚に近いかな。監督のガイ・リッチーつて29歳若いんだけど、マドンナと結婚している人。この映画のシナリオが気に入ったとスティングが出演している。また、この映画の版権をトム・クルーズが買ってリメイクの予定があるとかで、地味な映画ながらこれからも話題になるかも。 
 うまいのは脚本で、入り組んだ話をうまくつくっているし、登場人物のエピソードも面白い。
 それと、最近はやりのオフ・ビートの感覚があって、そこはかとなく笑わせる。早まわし、遅まわしをうまくつかってシャープな感覚の映画になっている。
 確かに面白い映画で見られたことを感謝したのだけど、しかし、これが過去4年間のベスト1かというとそこまではないな。
「面白いB級映画」とはこういうものですというところでしょうか。(01.6)