≪ローレライ≫★★ 05.09.26
| 福井晴敏の「終戦のローレライ」を『踊る大捜査線』シリーズなどのヒットメーカー・亀山千広が映画化したエンターテイメント超大作。ローレライ艦長に役所広司、物語の鍵を握る少女に新進女優の香椎由宇、彼女と運命をともにする折笠に妻夫木聡。主役級の俳優が勢ぞろいした。 |
福井晴敏さんのエンタテイメント主義が潔いと思って、見たのだけどつまらなかった。
戦争ものにありがちな自己犠牲とその美化。祖国を守るために肩をいからして戦う男の過度なセンチメンタル。
最新の戦争もの、そのあたりは少しは新しくなってるのだろうと思ったら旧態然。ひどくなってると言ってもいいかも。
熱き男たちの魂ばかりが出てきて、話は空回り。神出鬼没な潜水艦の魔女ぶりにアメリカは目を白黒、なんてのに日本人の魂が自己満足したりするのでしょうか。
原作は少し違うということで、福井さんの小説は別にしても、彼の映画化は厳しい目で見たほうがいいようです。