《16プロック》★★★2007-02-18

 ブルース・ウィリスの刑事モノというと、《ダイ・ハード》を期待するが、それを大きく裏切って、やる気なしのアル中刑事になる。老醜も演技に利用してるって感じで面白い。

話もアクション一辺倒ではなくて「人間は変われる」をテーマにした人間ドラマになっている。が、その分アクションがお留守。かなりご都合主義で、しかも凡庸なアクションを繰り返し心に残らない。警察が悪役ものでこれだけ盛り上がらないのも珍しい。

いくら人間ドラマパーツを増やしてもペースのアクションがキチンとしてないとつまらない。

護送されるモス・デフは人の良さがしゃべりに出てるというキャラがぴったりでよかった。このキャラがないと成立しない映画だったのでしょう。

主人公がジャックで、ほぼリアルタイムに進行して、警察が悪役で、最後の締めは密かに録ったテープって、何かとそっくりですが。

『証人護送の任務を言い渡された刑事が、留置所から裁判所までのわずか16ブロックの間に過酷なトラブルに巻き込まれるアクション。監督は《リーサル・ウェポン》シリーズのヒットメイカー、リチャード・ドナー。主人公の刑事を《ダイ・ハード》シリーズのブルース・ウィリス。彼に護送される証人を《チョコレート》のモス・デフが演じる。物語と映画の時間がほぼシンクロするリアルタイム進行と、怒涛(どとう)の銃撃戦が展開する迫力のアクションが満載。』