≪ジェイソン]≫★★★★  03.02.25
前作から9年もたってジェイソンが宇宙船で甦る。

ホラーは好きだけど、≪13日の金曜日≫シリーズはあまり好きではない。スプラッタというのか血糊の量を競って即物的に残酷なだけの映像は退屈する。ところが今回はホラーというよりホラ映画。ホラ話のほうですね。かなり笑える。

 A・E・ヴァン・ヴォークト「宇宙船ビークル号の冒険」というSFの名作があるのですが、ここに出てくる怪物がすごい。ビッグバンを生き残ったというのだ。生き残ってそのまま宇宙空間を何億年も漂い通りかかった宇宙船に侵入する。これ以上の怪物はつくりえませんね。「あんたが一番」って思いました。

が、もしかしてそれに迫るんじゃないかというのが今回のジェイソンです。マシンガンをでかくしたようなので頭なんか吹っ飛ばされてるのに飛び散ったパーツが集まってきてメタル・ジェイソンとなって復活する。もう弾も跳ね返す。

おそらく細胞一つ一つがジェイソンの顔をしているんでしょう。すりつぶして細胞一つ一つを破壊しないかぎり生き返る。宇宙空間でも平気。

こうなると、ゴジラをいろんなとこに上陸させるようにいろんなとこにジェイソンを出現させることができそうだ。

 もう未来にいるのだからタイムマシンで恐竜の時代にもどって≪ジュラシック・ジェイソン≫なんてどうだろう(といったレビューもありました)。いっそのことジェイソンが恐竜を全滅させたなんてどうだろう。

 ジェイソンの場合悪役なので、最後は殺されて終わることができるのが有利。悪役不足のアクション界で引っ張りだこになれないだろうか。
ゴジラVSジェイソン、007VSジェイソン、ターミネーターVSジェイソン、メン・イン・ブラック・ジェイソン、なんだってできる。
 今回は評判も良かった様なので何かまたやってくれると思いますね。