《シンデレラマン》★★★★☆2006-11-24

実在のボクサーの話をロン・ハワード監督+ラッセル・クロウで映画化したもの。えっ、こんな面白い映画があったの?というくらい知らない映画で面白かった。なんでもアカデミー候補にはなってたそうでそれなりに有名なんですね。

ボクサーの話というと《ロッキー》だけど、ちょっとフンイキが似てる。ただこちらは実在というのが強いですね。ストーリーは読めてるようなものだけどなにせ実話と違う展開にはできませんからどきとぎしてしまう。こんな人がいたんだなという驚きもある。それとロン・ハワード監督の演出の巧みなこと、思わず乗せられてしまう。

前半の極貧ぶりから身につまされる。電気はとめられ、医者に行く薬はなく、子どもは万引きする。外から木を拾ってきては、ストーブにくべる。お父さんは右手の骨折のままボクシングをして、無効試合、ライセンスまで剥奪されて絶望的。

ここでしっかり感情移入できるので後半の盛り返しに乗れる。後は《ロッキー》とかわらない展開に見えて、ロン・ハードの演出巧みで安っぽくならない。ラッセル・クロウの好演、熱演も目立ちますね。