≪スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃≫★★★★ 02.12.22
 CGの画面は実写じゃないから「アニメ」としたらこれってアニメ映画なのではないかと思う。
背景はCGの画像だし、戦っている相手は怪獣やロボットでCG。持っている剣だってCGだ。
画面中実写部分は戦っている人物のみである。面積で言えば画面の1/10くらい。

しかもその実写の人間はうすっぺらでまるで記号でしかない。
恋愛が今回の大きなテーマだけど、あの恋愛シーンに感動する人はいるのだろうか。
今回一番目立つキャラはヨーダなんだけど、彼もCG。実写の人物より目立っている。

普通は、実写部分が主でアニメが従なんだろうけど、この映画では、アニメ部分にリアリティを持たせるために実写があるみたいで、それでわざと実写は薄っぺらな記号として描かれているのかもしれない。
つまりはこれはアニメ映画なのではと思ったのでした。

そう言えば、無人工場のベルトコンベアに流されるアクションがあったけど、あれなんて、ディズニーなどにはよくある設定ですよね。

こうしたドラマづくりにうすっぺらという批判は多いんだろうけど、CGがメインで実写のドラマは付属品と思うとそう気にならない。ドラマを期待している人は違う映画を見ているのだ。

私は元来SFチックな場面が好きです。ちょっとシュールな惑星の景観、宇宙空間。そこに見事に造形された宇宙船や怪獣が跋扈する。この映画、造型は見事だと思う。宇宙都市やいろんな宇宙人の容姿も意表をついているのに調和がとれている。格闘場での怪獣なんて、作り、動き、性格とも惚れ惚れとしてしまう。

もっとも最近のアニメは人物の作りがしっかりしているので、一緒にしてもらっては困るとクレームがつくかもしれませんが。