≪スズメバチ≫ ★★★★ 03.05.29

特殊警察の女性中尉、5人の窃盗グループ、初老の倉庫警備員。一見何の接点もなく決して手を組むはずのない3者が巨大倉庫を砦に、マフィアの戦闘部隊から集中砲火を浴びながらも壮絶な戦いを繰り広げる。わずか4分間に数千発の弾丸が乱れ飛び、ド派手なフレンチ・アクションが展開される。

フランス映画っていつ見たか覚えないくらい久しい。
昔昔は映画といえばフランス映画だった(そうな)。

けどそのうちフランス映画を見てがっかりすることが多くなった。話にメリハリがない。
ストーリーの中に恋愛の占める割合が高いのは昔からかわらないけど、それがちょっと安っぽい感じになってきた。見てないで言ってるので、ホントは違うのかもしれないけど。

久しぶりに見たフランス映画はそのイメージをぐるっと180度かえてみましたという内容。

銃撃戦がメインで、場所も倉庫の中と分かりやすい。
恋愛なんかしているひまはない。

アクションシーンには気合が入っていて、その意気込みがこちらにも伝わってくる。
けど、派手は派手なりに続いてると退屈してくるとこがある。

手を組む特別警察と窃盗団の人間描写はそれなりにされるのだけど、マフィアのほうはガスマスクをかぶってるせいもあって無個性だ。
アクションゲームの敵キャラのようにごちゃごちゃやってきて、どんどん殺されていく。

台の上で銃を構えているのに、這い上がっていき殺される。
しかし、と思うのだけど、いくらギャングといっても、銃をもって構えている人にむかって、無防備なまま這い上がっていくものなんだろうか。意気込みとメリハリは分かるのだけど、どこかゲームでも見てる気がしてくるのはそのせいだろうと思う。
フランス映画らしくないのはほめ言葉だけど、魂まで売ってしまって、フランス映画らくしないのも困る。