≪テキサス・チェーンソー≫★★★★ 04.11.14
| 鬼才トビー・フーパー監督が実話を基に撮り上げたデビュー作にして、後のホラー映画に計り知れない影響を与えた74年の傑作「悪魔のいけにえ」をリメイク。監督は、これまでビデオ・クリップ界で活躍し、本作で劇場長編デビューのマーカス・ニスペル。テキサスの片田舎で5人の若者が遭遇した想像を絶する恐怖を描く。「アルマゲドン」の監督マイケル・ベイが立ち上げたプロダクション、プラチナムデューンズによる第一回プロデュース作品。 |
≪悪魔のいけにえ≫のリメイク。ワタシの中では、≪悪魔のいけにえ≫はホラー映画ジャンル不滅のナンバー1だ。ただならぬ気配に見始めて10秒くらいで傑作だと思った作品だ。
そのリメイクということで、そりゃあ≪悪魔のいけにえ≫に遠く及ばないという言い方もできるけど、よく健闘してると思う。精肉工場なんてバンと出てくるとファンとしては嬉しい。ジェイソンとかフレディがキャラ化して軽くなってるのに対しレザーフェイスはいつまでも凶暴さをたたえているし、家族や保安官などの周囲の人の不気味さはキチンとしている。
もともとこの映画はアメリカの南部の広すぎて法の網さえかからない地域のもつ不気味さが一番キモいとこで、原作ほどではないけど、雰囲気はうまく出てると思う。吊り下げられて下に壊れたピアノが置かれているとか、ただのおっかけじゃつまらないだろうとシーツゾーンを作ったりと細かい仕事ぶりもいいし、画像もきれい。
あー、この人も≪悪魔のいけにえ≫が好きだったんだなという同好の志的共感がある。
なんて身贔屓してるのかもしれない。