≪ドーン・オブ・ザ・デッド≫★★★ 04.12.16
| ホラー映画の金字塔となったジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」を現代的な解釈でリメイク。ゾンビと化した死者たちと、巨大ショッピングモールに逃げ込んだ生存者たちとの死闘を描く。監督はこれまでCM界で活躍し、本作で劇場映画初メガホンとなる俊英ザック・スナイダー。主演は「スウィート ヒアアフター」「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポーリー。 |
よみがえったゾンビ映画といったところでしょうか。
一時期ゾンビ映画ブームでよく行ったものです。が、新鮮味がなくなって、最近はあまり作られなくなった。
それがリメイクでよみがえって評判もいいらしい。
今回のゾンビはよく走る。自動車で逃げても追いかけてきて、屋根にのぼってたりする。アクションスターみたいなゾンビだ。
今までの両手をあげて、歩くだけというゾンビのイメージは払拭されている。
その数がまたすごくてまるでGLAYのコンサート会場みたいにたくさんのゾンビであふれかえっている。
こう多くて、速いと向かい合ってしまうと銃で撃っていたのでは間に合わない。
でもって、それでスピーディなアクション映画になったのかというと、そうでもない。
ゾンビのスピードが遅いときは、主人公たちにハンディをもたせればいいことだ。
走るゾンビにはアドレナリン的生気が出てきて、恐いけど不気味さがなくなってしまった。
お腹のすいたライオンが走って獲物を追っかけてるのとかわらない。
モール内に閉じこもった人間一味の葛藤もありがちなもので、緊迫感がない。CM監督の出ということで、ストーリー作りには今一の難ありか。
というわけで、趣旨はよく分かるけど、たいがいは退屈に終始した。
あんなに見ていたゾンビ映画の魅力って何だったのか、その肝心な部分がこの映画にはないのだと思う。