≪ドリームキャッチャー≫★★★ 03.12.28

スティーブン・キングの同名小説を「わが街」「白いドレスの女」のローレンス・カスダン監督が映画化。脚本は同じキング原作の「ミザリー」も担当、「明日に向かって撃て!」と「大統領の陰謀」で2度オスカーを受賞したウィリアム・ゴールドマン。メイン州で育った少年時代の友人4人、今は職業も住まいもばらばらな彼らが、冬の山小屋に集まるが、森に住む動物たちがみないなくなり、奇妙な出来事が起こり始める。

 少年時代の回想になるとレールをたどって遠出する少年。まるで≪スタンド・バイ・ミー≫。彼らは、ちょっとした超能力の持ち主でもある。そうした生活を丹念に描くので、≪スタンド・バイ・ミー≫系のちょっとコワイ話になるのかと思ったら、途中でいきなり歯だらけのツチノコと宇宙人が出てきてシンプルなエイリアンものになってしまった。
出来はひどくはないのだけど、100万回くらい見ているエイリアンが出てきてがっかりする。

ホラーというと、人間が描けていないなんてことがあるので、今回は、まず人間描写に力を入れて、一味グレードの高いホラーを目指したってとこだろうけど、肝心のエイリアンが古色蒼然なので、人間描写と水と油になってずっこけさせる結果になってしまった。