《トム・ヤム・クン!》★★★★2007-01-01

《マッハ!》でおなじみの格闘技系のアクションは相変わらず目を見張るものがある。特にレストランを一階ずつあがって敵を倒していくアクションを長回しでするという気が遠くなるような作業に挑んでいる。水を張ったり、ヘリコプターにジャンプさせたり気合が入ってる。

ただストーリーはどうだか。《マッハ!》で儲けた分をつぎ込んだとかでオーストラリアを舞台にしているが、こうした西欧を入れてしまうとストーリー部分が脆弱になるというのはジャッキー・チェンが証明しているのではないか。象への執念だけで追っかけるのもムリがあるし、殺しても特段罪に問われてない風なのもなんだかなぁである。

それを上回って余りあるアクションなんだからいいんだけど。

『タイの国技ムエタイの技術を映画に取り込み、壮絶なリアル・アクションの数々が話題を集めた《マッハ!》の監督と主演コンビによる最新作。国際マフィアに盗まれた象の奪還に立ち上がる青年に、スタントマン出身のトニー・ジャーがふんし、鍛え上げられた肉体から繰り出される神業的なムエタイ・アクションを披露する。運河を舞台にしたボートチェイスや、 4分間長回しのワンショット・アクションなど、迫力ある映像の連続に圧倒される。』