≪トリック 劇場版≫ ★★★★  03.08.03

キャラクターづくり、コメディセンス、映像美に独特のセンスを持つ堤幸彦ワールドの代表テレビドラマの映画化。
過疎化した寒村を舞台に、自称天才奇術師と天才物理学者のコンビがナゾに挑むサスペンス・コメディ。

ビミョーってヤツですね。
奈緒子と上田のキャラとカラミは完成されているから、映画になっても崩しようがない。なもので、なんだか新しいテレビ番組を見てる風だ。

それを「トリック」の世界にいられて嬉しいと感じるか、映画にする必要があったのかと目を三角にするかってあたりがビミョーですね。

当然、映画ならではの+αを考えていて、一応最後にスペタクル的シーンがあるのですが、あまりにご都合主義で失笑もの。
といってそれがまた堤さんのおふざけの一環としてみることができるので、許せるとこもある。
ってとこが困りもの。

おふざけはおふざけで、見せるとこはきちんと見せるという風だといいのですが。
金田一少年のシリーズも堤さんですが、あーしたミステリのもつ濃密な世界の映像美なんて映画にはいいと思うのですが、このシリーズの場合、ちょっと超常現象にかたよりすぎ。そういえば、この映画に関連して超常現象の本が出て売れたんですよね。

まぁ私は前者の立場でもありますので、満足もしているのですが。
やはりビミョー。